[お任せ!オートクチュール]ノースフライト
エピソード
[お任せ!オートクチュール]
「よし! この子の服はこれで完成♪」
友人そっくりの人形に、
凝った手作り衣装を着せた少女が
満足そうにでき上がりを眺める。
「すごいですフライトさん!
とってもかわいい。
マーちゃん人形も
ありがとうって言ってますよ」
すると少女の目がキラリと――
見ようによってはギラギラと光る。
「ふふっ、
お礼を言うのは早いですよ。
まだまだ本番はこれからですから!」
そう言って取り出したのは
使い込まれたメジャーと筆記具。
「今回のコンセプトは
まるで双子な甘かわリンクコーデです!
というわけで、こちらに来てもらえますか?
ビシバシ採寸しちゃいますから♪」
「わわわ?
フライトさんってば、もしやメラメラ?」
「もちろん、やるからにはとことんです!
背丈、背肩幅、ゆき丈に手首まわり――
たくさん測りますから早く始めましょう!」
さあ、まずは首を前に倒して――
ハキハキと部屋に響く声は、
その後もしばらく続いたのだった。
友人そっくりの人形に、
凝った手作り衣装を着せた少女が
満足そうにでき上がりを眺める。
「すごいですフライトさん!
とってもかわいい。
マーちゃん人形も
ありがとうって言ってますよ」
すると少女の目がキラリと――
見ようによってはギラギラと光る。
「ふふっ、
お礼を言うのは早いですよ。
まだまだ本番はこれからですから!」
そう言って取り出したのは
使い込まれたメジャーと筆記具。
「今回のコンセプトは
まるで双子な甘かわリンクコーデです!
というわけで、こちらに来てもらえますか?
ビシバシ採寸しちゃいますから♪」
「わわわ?
フライトさんってば、もしやメラメラ?」
「もちろん、やるからにはとことんです!
背丈、背肩幅、ゆき丈に手首まわり――
たくさん測りますから早く始めましょう!」
さあ、まずは首を前に倒して――
ハキハキと部屋に響く声は、
その後もしばらく続いたのだった。
Sponsored AD
よく使うツール / ページ