「さあ、魂の複写機の前で整列せよ！
俺たちのクラウ・ソラスを
大祭で掲げるために！」

「Yes Ma'am!
ならアタシが真ん中だな！」

「私はその隣ね！
ほら、クリスもおいでよ」

「――わかった」

「オイ、オレをうるせェので挟むな」

「いや、俺はそこに君臨しない。
幻影となり貴様らを覆うのだ！
賢者は俺の虚像を創造する運命にある！」

「……だりィ」

「ふふっ、みんなバラバラ。
変わった集まりだよね♪
でも、だから楽しいのかも」

「そう、個性あふれる愉快な一味さ！
『フォルトゥーナの喝采』より、
『バラバラ劇団』のがお似合いかもな！」

「ほう、改変を目論むアンチテーゼか。
名を賭けるのならば、相手になろう！
反逆の使徒に鉄槌を下してやる！」

「いいから早く撮れ！！」