[冬溶かす熾火]
メジロラモーヌ

連続イベント

虚ろなる灰簾石

  • パワー +10
  • 体力 +15
  • +15
  • パワー +10
  • 体力 +5
  • +5

不香の花に燃ゆ

恍惚の色彩

  • パワー +20
  • +5
  • スキルPt +15
  • 凍て風
    のヒントLv +3

ランダムイベント

一瞥にて

.
……よ、喜んで!!
  • +5
  • やる気 +1
  • スキルPt +10
……本、面白かった?
  • 賢さ +15
  • +5

傅いて

.
スピードトレーニングに努める
  • スピード +10
  • スタミナ +5
  • +5
コーナリングの技術を磨く

エピソード

[冬溶かす熾火]
「ラモーヌ様。昼食の用意が整いました。
……ラモーヌ様?」

……ノックをしてもご返事がない。
失礼を承知で、私はロッジの扉を開ける。

ラモーヌ様は絵を描いていた。

私では理解できない――
余人に理解させる気のない抽象画。

メイド仲間から聞いたことがある。
ラモーヌ様は昔、脚が弱く、トレーニングに
参加できない冬の時間を過ごされたという。
その際に描かれていたのが、抽象画。

気炎を、
陶酔を、
焦熱を、
憂鬱を――

思うままキャンバスに叩きつけた
彼女の作品は、ラモーヌ様と同様、
えも言われぬほどに美しかったという。

では、なぜ。なぜ彼女は今になって、
再び筆をとったのだろうか――

「……あの頃には、遠く及ばない。
けれど、それもそうよね――
今は、私の愛に会いに行けるのだから」

……意味もわからず息を呑む。
何に圧倒されているのかもわからないまま、
私はただ、美しい彼女に見蕩れていた。

「雪が止んだわ。
愛を、語らいましょう」

ラモーヌ様はそれだけ呟くと、
静かに部屋を出ていく。
……そうして、あとに残されたのは、
するべき仕事を全うできなかった私と、

――白いキャンバスに彼女が描いた、
青々とした新緑だけだった。
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