[朝焼け苺の畑にて]
ニシノフラワー

連続イベント

あの日の出会い

  • 体力 +10
  • +10
  • やる気 +1
  • スキルPt +10

よすがを探して

憧れに手をのべて

.
にんじん、食べてもらわないとな!
これからも畑は続けるのか?
  • パワー +10
  • 体力 +20
  • +5
  • スキルPt +10
  • 正攻法
    のヒントLv +3
  • パワー +5
  • 体力 +10
  • +5
  • 正攻法
    のヒントLv +1

ランダムイベント

温もり愛情弁当

.
可愛いおかずだ
  • 愛嬌○
  • +5
栄養ありそうだ
  • 体力 +20
  • +5

きれいに咲こうねっ♪

.
手分けして効率化をはかろう!
  • 賢さ +15
  • +5
急いでじょうろに水を入れてくる!
  • スピード +10
  • パワー +5
  • +5

エピソード

[朝焼け苺の畑にて]
吐く息が白く上る、冬の早朝。
起きてすぐに、あの子たちのもとへ走った。

一晩中、大雨は降り注いで。
ざあざあとやまない音に、
目をぎゅっと閉じて祈っていた。

――どうか、負けないで。
小さなあなたたち。
ここまで大きくなったんです。
真っ赤にかがやく日を、どうか見せて。

目覚ましよりも早く起きて。
カーディガンを羽織って。
冷たい風が頬にぶつかっても、
全然なんとも思わなくて。

たどり着いた畑は、薄青く、
しんと静まりかえっていた。

雨水が溜まったビニールを、
ゆっくりとめくる。
祈るような気持ちで、息を止めて――

「……ああ、よかった!」

雨にぬれながら、
あの子たちは上を向いていた。
白い花が、花托が、

おかえりなさい。
まけなかったよ。えらいでしょ。

そう言っているようで。

「冷たかったね。よくがんばったね。
もう大丈夫だからね」

朝日に染まって柔らかく色づいていく。
その様子が、ほっと安心してくれたように
見えて。たまらなく、愛おしくて……

「今日も1日、一緒にがんばろうね。
大きくなるその日まで……」
Sponsored AD
よく使うツール / ページ
currenchan