『せーのっ、かんぱーい！』

「――本日は、トレセン学園にとって
大きな慶事。本校に籍を置く騎士として、
このめでたき日を迎えられたことを
誇りに思います」

「日々、己が騎士道を邁進できるのも、
学園の皆様のご教授があってのこと……
感謝の念は尽きません」

「まー、
なんだかんだ世話にはなってるからな」

「思いっきり突っ走れんのも、
フジさんと過ごせんのも、
トレセン学園あってこそっつーか」

「……本当に、この学園は素晴らしい」

「生徒の意志を尊重してくれる、
……お優しい方々ばかりです」

「研鑽に適した器具にコース、
最新の叡智を活かしたカリキュラム」

「力を磨く場としては――
ええ、悪くはなくてよ」

「私は、先生やトレーナーの皆さんの存在が
非常に頼もしく、ありがたいです。
時に優しく、時に厳しく導いてくださる
お姿は、指導者を目指す身として、
非常に学ぶべきところが多いので」

「あとは、周りの子たちも。
みんな、夢を追って一生懸命で……
私も頑張るぞ～ってなれますし♪」

「……いいところ、ですよね。
私のような者も温かく迎えてくださり、
感謝の気持ちしかありません……」

（皆さまのレースへの熱情に触れ、
本能の片鱗を感じられる……
……とってもとっても素敵な場所♪）

「……私もみんなと同じです。
支えがあるからこそ、
全力で“絶景”を
――夢を目指すことができる」

「だから……これまでも、これからも。
ずっとずっと、
トレセン学園で走り続けていきたいです！」